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Infor BI の特徴とは ~ Infor BI の強みとは ~

公開日 2015年10月19日    最終更新日 2020年3月12日

Infro BIとは?

Infor BI (以下 Infor BI )は、Infor 社が提供する、統合ビジネスインテリジェンスの BI プラットフォームです。データ収集、レポーティング、分析等のビジネスインテリジェンス機能と、予算編成、ローリング予測、シミュレーションなどのプランニング機能を兼ね備えた業務管理/管理会計に強みを持つ製品で、主に中・大規模の企業をターゲットとしています。

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Infor BI の強み

統括的 BI ソリューションである

Infor BI の強みとしては、まず統括的 BI ソリューションであることが挙げられます。

Infor BI はデータの収集、分析、レポート作成、プランニングを実現する様々なモジュールを含んでおり、他の製品に頼ることなく BI プラットフォームを構築することができます。

データ収集の面からは、複数のデータソースを一元化できることが強みとして考えられます。ETL ツールである『 Infor BI ImportMaster 』によって、基幹システムの DB、サブシステムの DB、業務用に作られた CSV ファイルなど、複数のデータソースを統合し分析することが可能です。

レポート開発の難易度が低い

レポート作成の面からは、レポート開発の難易度が低いことが強みとなります。

Web ベースのフロントエンド製品『Infor BI Application Studio』を用いれば、プログラミングスキルがなくても、レポートやダッシュボードの作成、データ入力が可能です。
そのほかに、Infor BI 最大の特徴である『入力できる充実した計算機能』もあります。
この機能の詳細は、次回詳しくご説明します。

Infor BI の適性

Infor BI がどのようなお客様に合致するか、上記の Infor BI の強みを踏まえて考えてみたいと思います。

本格的な BI を活用した業務改善・改革に

現在 BI ツールが未導入で、本格的な BI プラットフォームを構築し、BI を活用した業務改善・改革を求められているお客様にとっては、統括的 BI ソリューションという Infor BI は非常に適した製品と言えるでしょう。

Microsoft Excel による予実管理の効率化として

Microsoft Excel などで予実管理を行っており、遅く、複雑化した Microsoft Excel に課題をお持ちの方にも、この製品はおすすめです。従来、BI ツールは、分析結果を参照することが目的ですが、Infor BI は、多次元キューブデータに直接値を入力することができます。そのため、実績などの値を入力できる Infor BI は、複雑化した Microsoft Excel から置き換えることで、予実管理を飛躍的に効率化できます。

社内での内製によるレポート作成でコスト削減に

「複数のデータソースが存在しデータの収集に時間がかかっている」、「レポート作成は内製として導入コストを抑えたい」といったお客様にもマッチした製品と考えられます。

その反対に、「既存の BI ツールを残して機能拡張したい」あるいは「既に分析元のデータが存在し、データの見える化だけを実現したい」といったお客様にとっては、Infor BI は高機能の分、お客様に不要な機能の多い製品に見えてしまうかもしれません。

※ Infor およびデザインマークは、インフォア・グローバル・ソリューションズまたはその関連会社の商標および/または登録商標です。
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