GRANVALLEY
データであなたの「ミチ」をてらす

GRANVALLEY

ブログBlog

2017年 SAPのAnalyticsソリューションの全体像

今回、SAP Analyticsソリューションの2017年における全体像についてご紹介します。

Mobile First、Lead the Cloud、Innovative the Core

SAP社はAnalyticsソリューションに対して、モバイルやクラウド対応に強化するべき、積極的に投資していきます。特に、HANA製品との高い相互運用性を備えたものとして進化をしていきます。
また、BisunessObjects製品についても、BI、Planning、Predictiveの機能をより調和のとれたサービスになるように展開していきます。

注目されるMachine Learning、AI、IoTやビッグデータなど、成長率の高い分野に積極的に投資することで、SAPのAnalyticsソリューションは、高い生産性と付加価値を備えた製品やサービスとして、ますます進化を遂げていきます。 

Analyticsソリューション製品のポートフォリオ

今後のAnalyticsソリューションの一部をご紹介します。

クラウド製品

・SAP BusinessObjects Cloud(BI, Predictive, Planning)
SAP BusinessObjects Cloudは、レポーティング機能、計画機能、予測分析の機能を一つにまとめたクラウド型のアナリティクスソリューションです。WebブラウザからSAPのクラウドサーバにアクセスし、洗練されたデザインのUIで各機能を利用し分析を始められます。また、クラウド型のため、SAP社と契約をするだけで、すぐに低価格で始めることもできるため、スモールスタートのニーズにもマッチします。

オンプレミス製品

・SAP BusinessObjects Enterprise
(Lumira 2.0, WebIntelligence, Analysis for Microsoft Office, Crystal Report.)
・SAP BusinessObjects Prannning and Consolidation, optimized for BW/4 HANA.
・SAP BusinessObjects Predictive Analytics

オンプレミス製品では、レポーティング機能、計画機能、予測分析のための製品がそれぞれ分かれて用意されております。
2017年は、レポーティングツールとして従来から広く利用されている各製品に加えてSAP BO Lumira 2.0が追加されました。
従来のLumiraのDiscovery機能に加えて、2.0からはDesignerとして、ダッシュボードアプリケーションの開発ツールであるSAP BusinessObjects Design Studioの機能が統合されています。
操作性は従来のLumiraと比較して、かなり向上しています。
なお、Lumira 2.0のリリースは2017年の夏頃の予定です。 

従来のAnalyticsソリューション製品の今後について

2017年以降、従来のアナリティクスツールは、Lumira 2.x、Analysis for Microsoft Office、Crystal ReportsとWeb Intelligenceの4つに集約される計画になっています。
しかしながら、従来のラインナップがすぐに終了(End of Life)するわけではありません。従来使用されているユーザーに対しても、安心して使い続けられるよう、配慮する方針になっています。

モバイル化の推進

SAP社は2016年に、Roambi社を買収しました。
この買収により、SAP製品をはじめ、他社製品も含めたAnalyticsサービスをスマートフォンやタブレットに柔軟に対応できるPublishing Platformが提供されます。
SAP社は、Roambi以外にもモバイル対応を強化しており、SAP各製品専用のモバイル用アプリケーションもリリースされておりますので、ご興味のある方はスマートフォンのApp StoreでSAP社のアプリを検索してみてください。

Analysis for Microsoft Officeについて

今でも主要製品であるSAP BusinessObjects Analysis edition for OfficeはMicrosoft Excel, Microsoft PowerPointのアドインアプリケーションです。これまでは、Analysis(レポーティング機能)と、Enterprise performance management(EPM:計画機能)は別々の製品として提供されてきましたが、今後は1つのインストーラ、1つのライセンスによる提供となり、統合されたサービスとして提供されます。

SAP BusinessObjects WebIntelligenceについて

従来から広く利用されてきたWeb Intelligenceもますます進化していきます。
今後のリリースでは、従来通りのLaunch Padに加えて、タッチデバイスに最適なFioriベースのより洗練されたUIが追加されます。Fioriベースになることで、柔軟かつユーザービリティが優れた使いやすいインターフェースが利用できるので、タブレットやモバイルなどのタッチデバイスに最適化されます。
さらに、Appletモードに依存していた機能がHTMLモードで利用できるようになるなど、レポート作成時の機能も強化されます。

今回、SAP Analyticsソリューションの2017年における全体像についてご紹介しました。
次回は、各製品を深堀する予定です。

※ SAP 及び SAP ロゴ、SAP Predictive Analytics、その他の SAP 製品は、ドイツ及びその他の国における SAP AGの商標または登録商標です。
※ その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※ 記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では異なる可能性がございます。