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BI+AI 、Sisenseが企業にもたらすもの

Sisense社の武田 寛氏によるビジネスインタビュー:「BI+AI 、Sisenseが企業にもたらすもの」について、企業にもたらす効果を語ります。

「Sisense」を日本市場に浸透させるために活動されている武田 寛様
2018年3月、グランバレイは「Sisense」の国内販売代理店となった今、両社が思う「BI+AI 、Sisenseが企業にもたらすもの」を語りました。

Sisense
日本代表
武田 寛様

対談:Sisense 武田

1983年にJALデータ通信(現JALインフォテック)に⼊社。
約10年にわたりシステムエンジニアとして、各種システムの開発を行なう。
JALデータ退社後に数社の外資系ITベンダーに勤務し、データベース、ミドルウエア、データアナリティック、ビジネスインテリジェンス、⾦融コンプライアンスなどのエリアで経験を積む。
2016年よりSisense Japanを立ち上げ、チャネルパートナーのリクルート、マーケティング、製品の⽇本語化などを幅広く⼿掛け、現在に至る。

Sisenseの強みとは

対談:Sisense 武田01

GV「今日はよろしくお願いいたします。まずは、Sisenseの強み・弱みあたりについてお話ができればと思います。Sisenseの強みというと、複数のデータを加工して取ってくれるというところにあると思っているのですが、武田さんが思うSisenseの強みはなんだと思いますか?」

武田「データ準備作業で、ETLとデータマートを作らなくて良いところが一番の強みだと思っております」

GV「そうですね。私も色々なツールを触っていますが、SQLベースではあるものの柔軟な加工力を兼ね備えていて非常に良いと思いますね」

武田「はい、自負しています」

GV「逆に言いづらいかとは思うのですが、Sisenseのウィークポイントと感じられている部分はどこかありますでしょうか」

武田「データマートが必要ない環境だと、他社とあまり機能が変わらなくなくなってしまうところですかね」

GV「確かに、Single StackとIn-Chipエンジンのメリットが出ないですね」

武田「そうです。データ準備作業が必要ない環境では強いアドバンテージがないというのが弱みとなるかと思います。ただ将来的にはだいぶ良くなると思います」

GV「では今の強みはデータ側に寄っていて、インターフェースやフロント等の部分はこれからという感じですかね」

武田「そうですね。もう一つ強みというと、Sisenseの分析エンジンをOEMできることです。お客様のサービスにアドオンして可視化することができるため、他社よりは強みがあると感じています。
他社セルフサービスBIツールでもOEMは可能と思うのですが、ライセンス的に許していなかったり、契約が面倒だったりと聞いています。
お客様の業務の中に埋め込んでしまうという、単なるBIではなく、情報系基盤のように使ってもらうという使い方は、Sisense独自かなと思います」

GV「そのようなニーズは高いと思います。自社サービスの利用者にデータの可視化を提供したいとき、どうしても分析エンジンは必要ですが、自社で開発するとなると容易ではありません。実際、弊社でも、過去に他ツールになりますがそのようなニーズの問い合わせがありました。SisenseのOEMにより分析エンジンの導入が容易になり、ユーザー側も使いやすく点は魅力を感じます」

GV「まとめますと、多種多量で複雑なデータを保持するお客様にSisenseは合うということでしょうか?」

武田「その認識で間違いありません。社内にある程度、情報基盤が色々あって、データボリュームやユーザー数がそれなりに多いところですかね。
あるデスクトップ型のセルフサービスBIを使い始めているお客様が、言われているほど簡単に導入できず、またメーカーが言うほど使いやすくなかったと不満を言うことを聞いたことがあります。実は、このようなお客様にSisenseは非常に向いております」

シャドーIT化しないセルフサービスBIが理想

対談:Sisense 武田02

GV「今までのBIの歴史を振り返るとEnterprise BIが第一世代BIとして、その後、インメモリ型セルフサービスBIが第二世代BIにあたります。今はその第二世代の時代かと思いますが、欧米では第三世代BIとしてSisenseが認知されている感じを受けます。日本のお客様の反応はいかがですか?」

武田「まず世間ではセルフサービスBIが結構有名だと思うのですが、実際にはセルフサービスBIを活用している企業とは、割りと業界の中の先進企業だと思っています。そういう意味ではアーリーアダプターの企業がデータ活用をしている段階だと思います。現状は第二世代BIで、まだ多くの企業がセルフサービスBIを検討されている段階のような気がしますね」

GV「確かに、そう私も感じます。BIを知らない人にとってはSisenseは「BIツールの一つ」という位置づけかとは思いますが、第一世代あるいは第二世代BIを知っている人からすると、今までの苦労が解消されるのではないかと期待をもって接してもらえるのではないかと感じています」

武田「その通りです。本当のセルフサービス型BIとは、ユーザーはデータを意識せず、自分の作りたいグラフを容易に作られることができるBIだと思っています。データの準備はシステム部門で行うため、データのセキュリティやガバナンスを確保しながら、全社規模のデータ準備を行なえる柔軟性といいますか、敏捷性があるのが、Sisenseの強みだと感じています。
最近、システム部門から見えないデータを現場が持っていることをシャドーIT化といいますが、Sisenseはシステム部門でデータを用意するためそのようなことが起こらないのも強みとなります」

AIはBIの主流に

GV「ここから、『将来のBI』について語りましょう。Sisenseのロードマップの一つにAIの取り組みがあります。
将来は実際、どのようにSisenseが変わっていくのか展望を教えてください」

対談:Sisense 武田03武田「Sisenseのコンセプトは、『IT知識が無い一般ビジネスユーザーでも容易に分析できるBI』で、今後もその方向は変わりません。無駄に高機能を追い求めず、より使いやすくためにどうするか常に考えています」

GV「なるほど」

武田「例えば、AIの技術利用は、徹底的にシンプルさにこだわっています。ひとつに『Pulse』機能は、ユーザーに異常値などの警告を与えるためのワーニング機能なのですが、設定するのは「しきい値の設定」と「異常があったときの通知設定」の二つだけです。細かなパラメーターをセットする必要はなく、すべての監視はAIが行い判断します。
これも先のコンセプトが反映されており、お客様がわからないパラメーターを設定させない表れです」

GV「それはわかりやすいですね」

武田「約束はできないのですが、ユーザーインターフェースや顧客経験に対しても強みが加わりそうです。AIとインテグレーションしたユーザーインターフェースにより、ユーザーに対してサジェスチョンする機能が増えることも計画にあります。
ビジネスの状況などをSisenseに質問することで、このグラフがいいとかこのデータを使えなどAIが提案する機能が充実してくると聞いております。
今時点ではそのような機能がないので、その辺りが用意されると、データ加工以外の強みも追加されてくると思われます」

GV「それはおもしろいですね。私のような数字を弄(いじ)りたい人間からすると、アラートの設定も色々と自分でカスタマイズしたりと触りたくなるものですが、広くBIを使ってもらおうとするならその方が良いのでしょうね」

武田「はい、製品コンセプトはそれです。
一般ユーザーがITを勉強しなくても使えるという方向です」

GV「なるほど。もともとBIのコンセプトというとSQLを知らない人が誰でもデータを取ってきて分析できるようにというのが最初に提唱されたコンセプトなので、そこからするとSisenseは王道を行っていますね。
BIツールが高機能化、高度化すると、ユーザーフレンドリーだったツールがアンユーザーフレンドリーになっていくことがあります。その点Sisenseは、そうならない点は非常に安心します」

定点観測的なBI活用から自分自身での分析への変化

対談:Sisense 武田04
GV「では、次に『顧客ニーズの変遷』ということで、昔からすると、昔は本当にデータが取れたらいいという感じだったのですが最近はやはり変わってきています。各業務部門の社員が自ら分析したいニーズが今の時代なのかなと思います。武田さんはそのことに何か感じる部分がありますか?」

武田「去年いろいろなお客様とお話をさせて頂きました。その中で、大手企業の顧客で最も多いのが、スプレッドシート型インターフェースで、どちらかというとアドホックな分析ではなく、ウィークリーレポートとして定点的観測的な使い方をされているお客様が結構多いですね」

GV「定型レポートですか?」

武田「はい、そうです。まだ日本は定点観測を月に1回や週に1回などでレポートを見るだけの世界だと思います。しかしながら、セルフサービスのニーズが高くなってきている今、ようやく普通のビジネスユーザーが分析して新た気付きを得られるデータ分析環境がリーズナブルな価格で実現できる世界が到来したと感じています」

GV「なるほど」

武田「そこに、ビジネスチャンスがあると思っています。Sisenseはこのような方たちに分析という新しい価値を提供できる製品です」

GV「Sisenseが狙うお客様層は、大規模でBIを活用したい企業になるのでしょうか」

武田「はい、その通りです。まずは、アーリーアダプターの企業で、セルフサービスBIに対して、パフォーマンスやデータ容量の限界など課題をお持ちの企業に提案をしていきたいと考えております。
大企業は結構進んでいるように見えますが、全社と部門では別製品のBIツールが導入されてITコストが増大になっているので効率化したいと経営課題を聞くことがあります」

GV「確かに!本来BIツールは、情報システム部と業務部門が協力して導入を進めないとなりません。そうしないと結果、全社で使えないBIツールになってしまいます。
一般的に、業務部門のデータ分析ニーズから導入されるセルフサービスBは業務部門から全社へのボトムアップ式になります。しかし、Sisenseは全社導入を前提としたシステム部門と業務部門と連携によるトップダウン式になる全社セルフサービス型データ分析を実現する分析基盤となると感じています」

武田「それが理想です!」

お客様との信頼関係を築くこと

GV「最後に、Sisense社日本代表である武田さんが大事にしていることはありますか?」

武田「私が、大事にしていることとしては、お客様を裏切らないというところです。よく他の国と比較されるのですが、日本のビジネスは、お互いに長きにわたるリレーションを重んじる世界なので、お客様との信頼関係を築くという点をすごく意識しています」

GV「なるほど」

武田「日本人であれば当たり前に感じられることが、海外から見ると『何で?』と思う方がいます。私たちもビジネスなので売り上げを上げることは重要であることは言うまでもありません。しかしながら、お客様をだましてまで契約を取ろうとは考えていません。本社にもその誠意は伝わっており、グローバルでもそのようなことはしません。でも、常に成長している企業でもあるので、中にはこの誠意が伝わっていない社員もいるかもしれません。そのため、私がいる間は、『お客をだますようなことはするな』と口うるさく言い続けています」

GV「すばらしいですね。おっしゃるとおりだと思います。一時的に導入に至れたとしても、お客様をだますような仕事をしていれば、長期でみるとどうしてもお客はどんどん減っていくものですよね。弊社もまさにその点を重視し、お客様に以下に喜んでもらえるかを考えています。その点でもとても意見が合いますね。
ツールとしてのSisenseやSisense社、武田様のお考えの垣間見える、素晴らしい対談となりました。誠にありがとうございました。以上で終わりにいたします」

Sisense(サイセンス)について
Sisenseは従来のビジネスアナリティクスとは根本的に異なるアプローチを採用しています。 一貫した製品革新と顧客の成功への執念的な取り組みにより、複雑なデータから洞察を即座に明らかにすることができます。 技術的な専門知識を必要とせず、あらゆる場所でBIの活用が可能です。 Sisenseの敏捷性により、技術的背景のないビジネスユーザーが、時間、日、または数週間単位で待たされることなく、必要なときに正確な情報を得ることができます。 Sisenseは、大量のボリュームやさまざまなデータを準備、分析、視覚化するための完全なビジネスプラットフォームを提供します。 独自のIn-Chip™およびSingle Stack™テクノロジーは、データ準備から洞察の発見まで、BIプロセスのすべてのステップを簡素化します。GE、Wix、Nasdaq、Philipsなどの世界的企業からスタートアップ企業まで、世界中の何千もの企業がSisenseによりデータからビジネスの洞察を得ています。
詳しくは、https://global.sisense.com/ja/をご覧ください。


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※本対談内容はSisense社・武田 寛様の個人的な見解に基づくものであり、企業における公的な見解を示すものではありません。
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