言葉を語らせる難しさ
ヒューマノイドロボット「NAO」の可能性を探る「NAOプロジェクト」。
前回、「グランに昔話を語らせるアプリ」を作成した「語り部チーム」ですが
今回は、抑揚を修正し、より人間らしい語りに近づけました!
前回アプリの改善点としては、「言葉のアクセント、語りの間、抑揚」を挙げていました。
人間なら問題なく読むことができる文章も、前後のフレーズや単語の書き方によって、
ときにグランは不自然な読み方をしてしまいます。
例えば、
文章)「中から元気な男の赤ちゃんが…」 → グラン声)「中辛元気な男の赤ちゃんが…」
こういった細かい単語の、抑揚・アクセントの位置を調節するには、
グランに直接話してもらいながら、何度も何度も試すしかありません!
とはいえ、一単語の修正のために長い文章を読んでもらうのも大変…
そんなときは、NAOに搭載している Web ページにアクセスすると、
ブラウザに打ち込んだ単語を直接グランがしゃべってくれる方法があり、とても便利でした。
ついに完成
漢字・カタカナ・ひらがなを駆使し、ようやく完成したテキストは
人間が読んだら「えっ、こんな字で読んでくれるの??」という状態です。
さらに今回は、ささやかながらグランに「桃太郎セット」を用意しました!
非常に手作り感あふれる出来ですが、メンバー渾身の小道具です。
是非、ご覧ください。
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