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QlikView® ~ レポート作成時間を計ってみました~

公開日 2016年3月2日    最終更新日 2020年3月12日

BI 製品で同じレポートを作成し、作成にかかった時間をそれぞれ比較してみます。
まず、今回は、QlikView® を使い、作成するレポートは家電メーカーの販売実績を分析するレポートとして、下記3つのチャートが表示されているレポートを作成します。

  • 年月ごとの売上額
  • 支店ごとの販売数量
  • 販売明細

検証環境について

今回の検証環境は以下となります。

  • OS: Windows 8.1 Pro
  • CPU: Intel(R) Core(TM) i5-4300U
  • メモリ: 4GB
  • QlikViewバージョン: 11.20.12904.0 SR12 64bit Edition(x64)

レポート作成

それでは実際にレポートを作成していきましょう。
まず QlikView® に今回使用するデータを取り込んでいきたいと思います。

今回は、下記の 5 ファイルからデータを取り込みます。

  • 販売伝票  ( csv ファイル)
  • 製品マスタ  ( csv ファイル)
  • 営業担当マスタ  ( Microsoft Excel ファイル)
  • 地域マスタ  ( Microsoft Access ファイル)
  • 顧客マスタ  ( Microsoft Access ファイル)

なお、今回使用する販売伝票のファイルには 100 万件の販売データがあります。
QlikView ではデータを取り込む際、ロードスクリプトに記述をして行いますが基本的には GUI 上の操作で完結するため、非常に簡単にデータを取り込むことができます。

以下は csv ファイルの販売伝票を取り込む手順です。
まず「テーブルファイル」を選択します。

qlikview_0301

次に取り込みたい販売伝票のファイルを選択し、

qlikview_0302

プレビューを確認して、「終了」を押せばデータの取り込み文がロードスクリプトに書き込まれます。リロードすることで、データを取り込めます。

qlikview_0303

以前ご紹介いたしましたが、QlikView ではインメモリ技術を使用しており、非常に高速にデータを取り込むことができます。今回 100 万件のデータであっても約 45 秒程度で取り込むことができます。

qlikview_0304

慣れていない方でも、データを取り込むまでは10分足らずで行うことができます。

さて次に 3 つのチャートを作成していきたいと思います。
チャートの作成方法はチャートの種類を選び、

qlikview_0305

軸・数式で表示する項目を選べば完了です。

qlikview_0306

おおよそ一つのチャートを 5 分かからずに作成することができます。

以上のような手順でレポートを作成することができました。

レポート作成に要した時間は?

QlikView® に慣れていない方でも、30 分程度で作成することができます。

qlikview_0307
内訳は、ロードスクリプトを作成するのに 10 分、チャートを 3 つ作成するのに 20 分弱です。
慣れてくるとこの行程は 10 分もかからずに行うことができるようになります。

 

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