Qlik Sense June 2017 の新機能とは
2017年6月30日、Qlik Sense がバージョンアップされ、新たにQlik Sense June 2017 としてリリースされました。
今回、発表されたQlik Sense June 2017の新機能をご紹介します。
大きな変更点は、3点となります。
・新しいチャートの追加と色のオプション
・データマネージャーの強化
・ビッグデータ用のOn-demandアプリ
それぞれの機能に関して簡単にご紹介いたします。
新しいチャートの追加と色のオプション
今回追加されたチャートは「ボックスプロット」、「分析プロット」、「ヒストグラム」の3つと統計、分析によく使用されるチャートが追加されました。これによりエクステンションとして追加する必要がなく標準のチャートとして使用することができます。
追加チャート:ボックスプロット

追加チャート:分析プロット

追加チャート:ヒストグラム

色のオプション
今までのバージョンでは、用意される色が限定されていましたが、今回のバージョンアップでは、カラーパレットを用いて、自由に色の選択ができるようになりました。


データマネージャーの強化
データプロファイルカードを利用して取り込んだテーブルのサマリーやデータの置換、NULL値の設定、順序の設定など対応することが可能となりました。
これによりユーザーはロードスクリプトを編集することなくデータの加工をすることができ、今まで以上に利用者に優しい開発が可能となります。

ビッグデータ用のOn-demandアプリ
On-demandアプリを使用することで、インメモリが苦手としていた大量データの分析が可能になりました。ユーザーはサマリー化された画面から、データの関連サブセットを特定またはロードすることができ、より詳細な分析を行うことができます。

(引用:Qlik Sense オンラインヘルプ)
今回は、最も特徴的な新機能についてご紹介しました。次回は、おのおのの機能を詳しく説明をしていきます。
※ Qlik、QlikView、Qlik Sense、NPrinting、QlikTech は、QlikTech International AB の商標または登録商標です。
※ その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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