「地理空間分析」を可能にする GeoAnalytics
「地理空間分析」とは、公共交通機関の利用調査、住宅・土地統計調査などのオープンデータや新店舗の出店先や自社内の会員データなどを利用し、クラスタリングやヒートマップなど、さまざまな条件を的確に地図上で視覚化する分析方法。
Qlik製品に「地理空間分析」を実現する「Qlik GeoAnalytics」
弊社 Qlik GeoAnalyticsの地理空間分析機能と表現可能なレイヤーに関してご紹介します。
Qlik GeoAnalyticsでは緯度経度の情報がなくとも、項目名だけで自動的に位置情報をマッピングすることが可能です。
例えば下記のような「City」と「Sales」だけのテーブルを Qlik Sense に取り込みます。
| 
 City  | 
 Sales  | 
| 
 Aachen  | 
 11665.08  | 
| 
 Albuquerque  | 
 69.1  | 
| 
 Albuquerque  | 
 80.352  | 
| 
 Albuquerque  | 
 282.24  | 
| 
 Albuquerque  | 
 312.4  | 
| 
 Albuquerque  | 
 529.5  | 
| 
 Albuquerque  | 
 574.5  | 
| 
 Albuquerque  | 
 1200.6  | 
| 
 Anchorage  | 
 267.75  | 
| 
 Anchorage  | 
 285  | 
| 
 Barcelona  | 
 32.45  | 
| 
 Barcelona  | 
 45.6  | 
| 
 Barcelona  | 
 63.55  | 
| 
 Barcelona  | 
 65.6  | 
| 
 Barcelona  | 
 127.5  | 
| 
 Barcelona  | 
 181.45  | 
| 
 Barcelona  | 
 233.24  | 
| 
 Barcelona  | 
 1818.2  | 
| 
 Barquisimeto  | 
 28.35  | 
| 
 Barquisimeto  | 
 34.98  | 
次に、GeoAnalyticsをインストールすると、8つのエクステンションが追加されます。

その中から、「GeoAnalytics Map」をドラッグアンドドロップすると、地図が表示されます。
地図による分析結果の可視化
この地図の上にSalesの値をCityごとに円の大きさで表現したいと思います。

次に「Bubble Layer」をエクステンションからドラッグアンドドロップし「ID」にCity、「Location,Size」にCity、Sum(Sales)を追加します。

以上の手順で上図のようにマッピングすることができました。また項目名は英語だけでなく日本語にも対応しており、「日本」や「東京」でも正しくマッピングすることができました。
地図上に表現できるレイヤーの種類
次にGeoAnalyticsで作成可能なレイヤーを紹介します。
エリヤレイヤー
市町村や地域などエリアごとに表示します。

バブルレイヤー
点や図形をプロットします。

ラインレイヤー
通過経路などを表示できます。
 
ヒートマップレイヤー
地図上にヒートマップを表示します。

チャートレイヤー
円グラフや棒グラフをプロットすることができます。

上で紹介したチャートを重ねて表現することも可能です。
Qlik製品に上に、地理空間分析が実現できるQlik GeoAnalytics。この機会にぜひ一度お試しください。
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