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Qlik Sense® 2.2 新機能紹介

公開日 2016年2月25日    最終更新日 2020年3月12日

2016年2月24日に Qlik 社より、Qlik Sense 2.2のリリースが開始されました。
Qlik 社の提供資料をもとに、Qlik Sense 2.2 の新機能をいち早くご紹介いたします。

Qlik Sense 2.2 における主な新機能

1. さらに進化したデータ準備機能

  • 日付型データの場合、年/四半期/月/週等といった個々の項目へ自動的に認識、分類が可能になりました。
  • 新しいユーザー・インタフェースであるオートコンプリート機能がついた“計算フィールド”を使うことで、容易に派生フィールドを作成したり、データの変換が可能になりました。
  • 新たに再設計しなおしたデータ・マネージャ・スペースにより、デー タのローディング及び管理が向上しました。

2. 軸・メジャーデータの順次入替が可能に

  • 開発者は、複数の軸やメジャーデータを順次入替できるビジュアライゼーションが作成可能になりました
  • ユーザーは、軸やメジャーデータを変更・入替することで 視覚による探査をが実現できます。
  • 分析の最中であっても、わざわざ編集モードに移行することなくチャート・プロパティ内で値を変更可能になりました。

3. より強力になった開発者向け APIs

  • 新たな App インテグレーション API やビジュアライゼーション API を利用することで、開発者はプログラミングによるビジュアライゼーションの作成と分析が可能になります。
  •  一般的なマッシュアップを採用したことで、現在普及をしているカスケード・スタイル・シート(CSS)フレームワークとの互換性が向上しました。
  •  新 IDE プラグインを利用することで、開発者はMicrosoft Visual Studio といった一般的な開発環境を用いて Qlik 製品上の分析アプリを構築したりインテグレーションすることが可能となります。

4. プリント、エクスポート機能の拡張

  • Microsoft PowerPoint や PDF といったフォーマットに変換し、今までできなかったデータストリーを印刷することができます。
  • データ可視化要約機能(ピボットテーブル)のオブジェクトを Microsoft Excel にエクスポートすることが可能となりました。
  • Qlik Sense で変換した Microsoft PowerPoint 形式のプレゼンテーションファイルや Microsoft Excel 形式のスプレッドシートファイルは編集が可能なため、アプリケーション内で修正が行えます。

5. ユーザーエクスペアレンスの改善

  • 機能向上及び使いやすさ向上のために、ユーザーエクスペリエンスを改善しました。
    一例:
    •  テーブル列幅の調整
    •  グループ別表示棒グラフの軸ラベル
    •  ストーリテリング内のスナップショットアニメーション
    •  モバイル環境でのレンダリング
    •  オンラインヘルプの内容

6. ガバナンスに必要なエンタープライズ管理機能が向上

  • Qlik Management Console 及びサーバー機能の管理を強化、改善しました。
    一例:
    • 監査機能
    • 更に進化したルールウィザードとカスタム属性
    • Qlik Management Console ナビゲーション
    • サーバーコンフィグレーション及びサーバー展開手段

なお、Qlik Blog には、Qlik Sense 2.2 の新機能紹介の記事や動画が用意されておりますので、ご興味がある方あはぜひともご覧ください。。
http://global.qlik.com/jp/blog/posts/james-fisher/weve-done-it-again

最新の Qlik Sense 2.2 は以下よりダウンロードいただけます。是非とも新機能をご利用ください。
qliksense_freedownload

次回のリリースの際にも、いちはやく皆様に最新情報をお伝えします。お楽しみに。

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