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Qlik Forts: データがどこにあってもクラウド・アナリティクス可能に

公開日 2021年11月15日    最終更新日 2022年1月17日

Qlik社は、Qlik Sense Enterprise SaaSとQlik Sense Businessをクラウド版(SaaS版)のQlik Senseとして提供しています。その新機能として、Qlik Forts™がアナウンスされました。

Qlik Fortsは、Qlik SenseのSaaS機能を、オンプレミス、プライベートデータセンター、パブリッククラウドなど、場所を問わず、お客様のデータランドスケープに安全に拡張するハイブリッドサービスです。
Qlik Fortsにより、企業はQlik Sense SaaSをプライベートデータセンターに拡張し、その一部をAzure、AWS、GCPのほぼすべてのリージョン、またはOVA互換のハイパーバイザーで利用することができます。Qlik CloudとQlik Fortsは、単一のソリューションとしてシームレスに使用することができ、分析やインサイトへのアクセスが組織全体で容易に拡張できるようになります

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、クラウド・アナリティックスへの移行が加速

分析のためにますます多くのデータをクラウドに移行しようとする動きは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で加速しています。スケーラビリティ、コスト構造、民主化の観点からもクラウドへの移行は歓迎するべきものです。

しかし、その一方で、企業は、より多くの重要なデータを迅速に分析し、リアルタイムで正確な意思決定を行うことが求められるようになると、いくつかの高い障壁を乗り越えなければなりません。例えば、データガバナンス、規制、既存のインフラ投資やクラウドに移行コストなどの問題があり、これらすべてを解決しなければなりません。

Qlik Fortsが、すべてのクラウド課題を解決

Qlik Fortsは、Qlik Senseの機能であり、Qlik Cloudの価値を組織のすべてのデータに拡大します。Qlik FortsはSaaSモデルを採用しており、Qlik Sense SaaSを介してパッケージ化された仮想アプライアンスを、世界のどこにいてもお客様のデータのすぐそばに配備します。

Qlik社はQlik Fortsが常にアプリケーションを最新の状態にすることを保証しており、ITチームによる手動でのソフトウエア更新や継続的なメンテナンスをする必要がありません。

また、Qlik Fortsは、組織のネットワーク上やファイアウォールの内側に設置することもできます。さらに、Qlik Fortsは、自社のデータセンター、自社のクラウド、あるいはAWS、Google Cloud、Microsoft Azureなどの主要なクラウドプラットフォームなど、組織が選択したクラウドプラットフォームに展開することもできます。

ベンダーが用意したクラウドを使わず、自社で用意したクラウド上にクラウドアナリティクスを実行できるようになるため、お客様の選択の価値を高めます。

Qlik Forts導入で、ITリソースとコストが30~40%削減

Qlik Forts導入することで、ITリソースが削減しエグレス料金が不要となり、ハードウェアの追加がなくなることで、従来の方法と比べ、ITリソースとコストが30~40%削減することができる試算されています。

※ Qlik、QlikViewQlik Sense、NPrinting、QlikTechは、QlikTech International ABの商標または登録商標です。
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